数あるお部屋の中で特に印象に残った現場とは・・・
「ごみプロ日本」は便利屋から創業してから10年の月日が経ちました。10年の間に数え切れないほどのお部屋を片付け、何トンの「ゴミ」を片付けて参りました。創業当時は右も左も分からず、師匠に弟子入りをし、見積りから作業の流れ、ゴミの処分場などを勉強して行ったそうです。当時は片付け業者が沢山いませんでしたので、ご依頼件数も半端ないと言っていました。しかし昨今では片付け業者が何十社とあり、お客様も選ぶのに大変苦労していると聞いた事がございます。業者によっては安いところ、高いところ色々あるそうで、良くお客様と世間話をしながら作業をしています。(コミュニケーション)が大事だと思っておりますので・・・
それではなぜ、安い所もあれば高い所もあるのでしょうか?
理由は至極簡単で、安い業者は関東の都心ではできませんが、北関東や甲府のほうなどの自治体に行って、そこで一般廃棄物運搬収集の許可と取って最終処分場に持っていっているのではないかと思っております。そうでもしないと「トラック一杯5万円!」とかできないと思います。リサイクルできる物も希にでてきますが、ほとんどがゴミやベッドマットレス・布団、食器等などでほぼゴミです。発展途上国に輸出している会社もあるそうですが、こちらは私達のような片付け業者を受け入れて集めて輸出しているそうです。
次は高い所の業者ですが、これは本当に悪い業者で売上重視の業者です。仮にお客様に「この現場は100万円ですね」と言ってお客様が「100万円かかるんだ」と思い、そのまま依頼してしまう事もしばしばあるそうで、一般の方は「100万!?そんな金ねーし、たけーよ!」と思うのが至極当然です。何が言いたいといいますと、大きな会社では、とりあえず法外な値段を言ってみて、取れたらそのまま取る。お客さんが渋い顔をしたら半額以上値段を下げるという暴挙に出ます(笑)
それでも断られたら、また次のお客様で同じ事をして取れればいいんだという考えなのではないでしょうか?10件中3件、高額な値段で取れればその会社としてはOKなんだと思います。今だに相見積りでご一緒する某有名会社様はまだそんな悪徳的、根拠の無いお値段提示をしているからびっくりするものです。
最終的にはお客様自身で選ぶ事になりますが、まずは値段では無く、社風やスタッフを一番に見てみるのが一番なのではないでしょうか?もちろん安く済むにこした事はございませんが、良くご検討のうえご依頼する事をお勧め致します。
ごみプロ日本 山口 賢治