私達「ごみプロ日本」では1週間に1件はゴミ屋敷や遺品整理、一括処分という大きな現場を必ず対応しております。もちろん毎日、ゴミ屋敷や遺品整理だけはなく、お引越しに伴う不用品の片付けや、簡単な粗大ゴミの撤去も行っております。
ゴミが溜まったキッチン 外にいた餌付けされた野良猫
先日、お仕事が終わり帰宅した際にチラっとヤフーニュースを見て気になる記事がございましたのでご紹介致します。ニュース記事にはこう書いてありました。
「日本維新の会、みんなの党、結いの党、生活の党の野党4党は16日、自宅にゴミなどを貯め込んで近隣に迷惑をかける「ごみ屋敷」対策として、自治体がごみの撤去を住民に勧告し、従わない場合は50万円以下の罰金を科す法案を衆院に共同提出した。
ごみ屋敷は住民トラブルに発展するケースが各地で相次いでいる。
対策法案は、動物を餌付けし、周囲に糞などの悪臭を発生させた場合も摘要対象に含める。ごみの撤去費用を必要に応じて自治体が補助する規定も盛り込んだ。
維新の小澤鋭仁国対委員長は16日の記者会見で「現行法の穴を埋めるための法案だ」と説明した。与党にも賛同を呼び掛けているが。自民党幹部は「ごみ屋敷がそんなにあるのか」
と言っているそうです。
本当に何も分かっていないんだなと痛感致しました。
何故ごみを貯め込んでしまうのかをもっと根本的に考え直さないといけません。罰金を科すと言っても払うお金が無い人はどうするの?既に生活保護を受けているのにごみ屋敷になっている方も大勢いますよ?本当にこれじゃ何も解決致しません。罰や罰金などでは無く、どうしてもっと困っている人に歩みよらないのでしょうか?「お金を払って、はいお終い」これの繰り返しだから、いつまで経っても生活保護の不正受給も減りません。国民の税金が無駄遣いされています。確かに自分が捲いた種は自分で刈り取らないといけません。しかし、自分ではもうどうしようもない所まで来ている人も沢山いらっしゃいます。お金も無い、身内もいない、後は死ぬしかありません。そしてまた部屋の中にゴミが残って、自治体民間業者に投げての片付けるこれの繰り返し・・・そうならない為にはどうすれば良いのでしょうか?
この続きはまた次回に!
ごみプロ日本 山口 賢治